FUJIYA GALLERY Selection KAZAEMON Project 嘉左ヱ門三代 展
先日、いつもお世話になっている銀座藤屋画廊で立体の作品展をみてきました。
「FUJIYA GALLERY Selection KAZAEMON Project 嘉左ヱ門三代 展」
2020年8月19日(水)〜9月5日(土)
12〜19時(最終日〜17時)
皆川 嘉博先生のお作は以前も何度か拝見いたしましたが、嘉博先生のお父様の皆川嘉左ヱ門作先生の作品は写真でしか見たことがなく、息子さんの皆川嘉孝先生の作品に至ってはまったくの初見です(わくわく)
三代揃って彫刻家ってすごくないですか?初めて藤屋画廊の濱田さんに親子三代で彫刻家でいらっしゃる皆川先生のお話を伺って以来、ずっと興味津々でした。
その当時より、三代展を藤屋画廊で開催したいというお話は伺っていて、それがとうとう現実のものとなったんだ〜✨と、感無量です(え?私どこ目線?笑)
皆川嘉左ヱ門作先生の作品で、是非一度拝見してみたいと思った作品がこちら。
開拓者
写真で拝見していた時は、きっと高さ170センチくらいあるんだろうな〜と思っていました。
皆さんはどのくらいの大きさだと思いますか?
こちら、実物を拝見して驚いたことに90センチしかないのです。
それでもやはり、目の中でどんどんその存在感でサイズが大きく見えてきます。
うちの近所に深川不動尊というお寺があるのですが、そこの不動明王とイメージがかぶります。大地に足をしっかりとつけて根づき、その目には不屈の魂が垣間見えます。
そして、皆川 嘉博先生のお作で、個人的に「必見♪必見♪」と楽しみにしてきたのが、こちら。 ルーツを刻む の中の〜
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縄文土偶ピアス(みえますか?)
ネックレスもこのシリーズで可愛いです。
もちろんルーツを刻むが一番みたかったのですが、このピアスとネックレスが楽しかったです(売ればいいのに)皆さんもじっくりみてくださいね、よくできてます。表情までちゃんとしてる(笑)
そして、息子さんの皆川嘉孝先生の作品がこちら
むくみ
このタイトルはハートが痛いですが、そして、あえてこんな角度で写真を撮ったりして、いまにも心が折れそうですが・・・
もう、意外性の塊でした。
今回のテーマが「承継」だったのですが、うんうん>うんうん>へ〜!
という印象を受けました。
使用される素材がそれぞれ 木>陶>石 なのは納得なのですが、だいぶイメージが違いました。
とはいえ、むしろ、三代の長きにわたって継承されていくものは、むしろ、違うものを追い求めて、それでも根っこのなんらかの部分がつながっていて、ついたり、離れたりしながら編まれていく、DNAの螺旋のようなものなのかもしれないな〜と、ロマンを感じてしまいました。
皆様も、とても気持ちの良い空間になっておりますので、銀座におよりの際には是非ご覧になってくださいね♪
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そして、番宣(?)ですが、時期を同じく、銀座伊東屋ではファーバーカステルアカデミーの作品展が行われております。 ファーバーカステルアカデミー at Itoya 2019年度生 作品展 私もひっそりと超地味な作品を1枚出しておりますので、こちらもハシゴでみてみてね♪とっても近いのよ❤️ |